喜劇の天才 三谷幸喜 おススメ映画作品 3選
皆様、おはこんです。
今回皆様にご紹介しますのは、人を笑わせる喜劇作品の天才、三谷幸喜監督のおススメ映画作品3選をご紹介します。
喜劇のようなコメディ作品を作らせたら、この人の右に出るものはいないのではないでしょうか??
・とにかく笑ってすっきりしたい!
・何も考えずに、おもっきり笑ってストレスをふっ飛ばしたい!
という方にはぜひともおススメしたい監督です。
[:この記事の目次]
- 喜劇の天才 三谷幸喜とは?
- おススメ映画作品 3選 こんな佐藤浩市見たことない!?『ザ・マジックアワー』
- 一流ホテルで大騒ぎ!大晦日に起こった笑いと奇跡の物語『THE有頂天ホテル』
- ドタバタはちゃめちゃラジオ収録!『ラヂオの時間』
- 終わりに
○喜劇の天才 三谷幸喜とは?
三谷 幸喜監督は、映画監督や演出家、劇作家やコメディアンだけでなく、2024年まで休団中の劇団「東京サンシャインボーイズ」主宰。や俳優、タレントなど多方面で活動しています。
監督の作品の特徴として、作品は基本的に喜劇であり、これまで世になかった新しいコンセプトの作品に盛り込んでいます。
徹底的に理詰めでストーリーを作る一方、魅力的な人物描写なども、他の喜劇作品では見たことのないものが多く、笑いを生み出すことに一切の隙や余念はありません。
ウィットやユーモアに富んだ演出によるハートウォーミングな作風を主としており、露骨な社会風刺やグロテスクな描写、きわどいセリフなど、視聴者を不快にさせるような描写や演出はなく、楽しませることに特化しています。
皆が力を合わせて困難を乗り越える、切羽詰まった状況で、本来の自分とは違う何者かを演じるという枠組みを持った物語が多いです。切羽詰まってパニックになった人たちがハチャメチャになりながらも、それを喜劇として演出する監督の素晴らしさが、作品ごとに光ります。
恋愛物は自身の恋愛観がばれるのを防ぐため、苦手としているそうです。アメリカの劇作家二―ル・サイモンから大きな影響を受けており、劇団名も代表作『サンシャイン・ボーイズ』に由来しているそうです。
また、映画監督のビリー・ワイルダーを敬愛して、脚本家を目指したのは 早坂暁の『天下御免』、『天下堂々』に感動し、こういうものを書きたいと思ったのがきっかけだったそうです。
また市川森一作品のドラマ『黄金の日日』、『淋しいのはお前だけじゃない』、『親戚
たち』などにも影響を受け、それぞれの作品の出演者である松本幸四郎さん、西田敏行さんや、役所広司さんを自作にも起用しています。
〇おススメ映画作品 3選 こんな佐藤浩市見たことない!?『ザ・マジックアワー』
まずはじめにおすすめしたい作品は、2008年公開の『ザ・マジックアワー』です。この作品は、劇場で見に行った際に、会場内がとにかく爆笑の渦だったことを覚えています。(笑)
・ストーリー/概要
港町・守加護(すかご)でマフィア「天塩商会」のボスの愛人マリに手を出した備後登は、自分の命を見逃してもらうため伝説の殺し屋「デラ富樫」を連れてくることになる。
探しても一向にデラ富樫を見つけられない備後は苦肉の策として、売れない俳優・村田大樹を映画の撮影と騙してデラ富樫に仕立てて乗り切ろうと画策する。
相手が本物のギャングとは知らずデラ富樫を演じる村田、村田と「天塩商会」に嘘がばれないよう四苦八苦する備後、村田をデラ富樫と信じる「天塩商会」の面々。それぞれの思いやすれ違いが行き交う中、次々と予期せぬ展開が待ち受けることになる、、、。
・本作の見どころ
この作品は、なんといっても主演の佐藤浩市さんのはちゃめっちゃっぷりと、それを取り巻く豪華キャストをこれでもかというくらい無茶苦茶に振り回しまくる演出が本当に面白いです(笑)
私の中で、佐藤浩市さんって、硬派できりっとした2枚目俳優としてのイメージでしたが、この映画でいい意味でそのイメージは覆されました。
劇中でも、佐藤浩市さん演じる村田が、役者としての生き方を説くシーンがあったりするんですが、その村田が理想とする役者としてのスタンスを本人は何も知らずに演じているのに、実際は本物の殺し屋やマフィアの抗争に巻き込まれていて、それを映画の撮影だと微塵も疑わずに突き進むという、こんな喜劇のストーリーどうやったら思いつくんだと、本当に三谷監督の発想やコメディセンスは、感銘を受けますね。
ちなみに表題のマジックアワーとは、日没後の「太陽は沈み切っていながら、まだ辺りが残光に照らされているほんのわずかな、しかし最も美しい時間帯」を指す写真・映画用語ですが、転じて本作では「誰にでもある『人生で最も輝く瞬間』」を意味するんだそうです。素敵な意味ですよね。
〇一流ホテルで大騒ぎ!大晦日に起こった笑いと奇跡の物語『THE有頂天ホテル』
続いては、三谷監督の作品をおすすめする中で、この作品は欠かせません。2006年公開の役所広司さん主演の作品『THE有頂天ホテル』です。
興行収入60.8億円を記録し、2006年の邦画第3位の好成績を収めたヒット作品で、観客動員470万人。
・ストーリー/概要
タイトルは、グレタ・ガルボの『グランド・ホテル』と、フレッド・アステラ&ジンジャー・ロジャースの『有頂天時代』に由来しています。大みそかの夜10時から年明けまでの2時間に、ホテル・アバンティで起こる人間模様を描いた、のコメディ作品です。
・本作の見どころ
この作品は、三谷監督作品の特徴ですが、キャストが本当に豪華なんですよね。役所広司さんや松たか子さん、香川照之さんや唐沢寿明さん、佐藤浩市さん、オダギリジョーさん、西田敏行さん、戸田恵子さん、香取慎吾さん、、あげはじめたらきりがないくらいの豪華キャストで贈る、それぞれの登場人物たちに焦点があてられた物語を、コメディ要素全開で演出しつつ、それらすべての物語が、クライマックスで1つにつながっていくというのが本当によくできていて、各登場人物の物語は、喜劇なんですが、伏線でもあるんです。
この作りこまれた物語構成も、コメディタッチ要素も相まって実に見事なんです。なにより、先ほど紹介したザ・マジックアワーもそうなんですが、主演の硬派な俳優が、慌てふためいてパニックになりながら、本当にお笑い要素全開で演出されているのが、本当に面白いんです(笑)
これだけ豪華な役者たちを、ここまで無茶苦茶に使うことができるのは、やはり三谷監督の天才的なコメディセンスなんだと感じます。
〇ドタバタはちゃめちゃラジオ収録!『ラヂオの時間』
最後は、1997年公開の『ラヂオの時間』です。こちらは、三谷監督の初監督作品で、元々は、1993年に上演された、監督自身が主宰として所属する劇団東京サンシャインボーイズの演劇作品が映画化されたものです。この作品は、現在の三谷監督の世界観の原点である作品であると感じます。
・概要/ストーリー
ラジオ局「ラジオ弁天」で、普通の主婦である鈴木みやこがコンクールに応募した脚本作品が、ラジオドラマに採用されることになった。ドラマは生放送で、熱海を舞台にした平凡な主婦と漁師の恋の物語。
リハーサルも終わり、プロデューサー牛島龍彦の言葉にみやこは期待を寄せるが、主演女優である千本のっこのワガママから端を発し、放送直前で次々と脚本に変更が加えられていく。そして舞台はアメリカのシカゴ、登場人物は女弁護士とパイレットに変更となった。
SEも間に合わず、途中で辻褄が合わなくなってしまうが、生放送中なのでやり直しが効かない。急場を凌ぐ形で、様々な設定を変更して辻褄を合わせていった結果、メロドラマは大スペクタクル映画のように変貌を遂げてしまい、その辻褄を合わせる度に次々と様々な問題が浮上して、ラジオ収録は想像もつかない展開へと発展していく、、、
・本作の見どころ
こちらも豪華キャストで贈るコメディ作品であることも見どころですが、のちの作品につながってくる演出、皆が力を合わせて困難を乗り越える、切羽詰まった状況で、本来の自分とは違う何者かを演じるドタバタなコメディが展開されていくまさに『三谷ワールド』とも呼ぶべきその原点の作品なので、まずはこの作品を見てみることで、この三谷幸喜という作品の原点を味わうという意味でも、本作は非常におススメしたいです。
○終わりに
いかがでしょうか?
コメディという喜劇作品をここまでエンタメとして演出できる三谷幸喜監督。
ぜひともあなたも、むしゃくしゃした時、とにかく笑いたい時にぜひこの『三谷ワールド』を味わってみませんか?
それでは本日はこの辺で。
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