お笑い漫画 おすすめ作品『べしゃり暮らし』
皆さま、おはこんです。
さて、本日は久しぶりの漫画作品のおススメをご紹介できたらと思います。
ここ最近お笑い系の記事が続いていたのでまたまた流れを汲みまして、本日皆様にご紹介しますのは、あの週刊少年ジャンプで一世を風靡し、漫画・実写作品も大ヒットした野球漫画『ROOCIES』の森田まさのり先生作!
日本一のお笑い芸人を目指すお笑い漫画『べしゃり暮らし』です!
今まであるようでなかったお笑い芸人を目指す姿を描いています。
○笑いとは何かを追求した、リアルなお笑いドラマ
「学園の爆笑王」を名乗る高校生・上妻圭右(あがつま けいすけ)がお笑い芸人を目指す姿を描くサクセスストーリーです。
作者は、前作『ROOKIES』の第17巻の作者コメントで、お笑い芸人の松本人志の大ファンで、「笑いとは何かを追求していく人の話を描きたいと思っている」
「主人公の顔もタイトルも既にできている」と話されて、その後、いくつかの習作を経て、それを形にしたのが本作品。
しかも、作者の森田先生、この作品を笑いを追求するうえで、よりリアルな笑いを描くため、本作の執筆前に芸人の育成するための養成所であるNSCに入り、お笑いの世界の内幕を実体験するなど、綿密な取材を行ったんです!すごいプロ根性ですよね。
その経験が生きているからこそ、この本作品の見せる笑いを志す人間たちの苦悩や葛藤、挫折をリアルに描くことが出来るんですね。
しかし、作者が体調を崩して週刊ペースを維持できなくなり編集部に「マイペースで描きたい」という意向を伝えたため『週刊少年ジャンプ』での連載を終了。
2007年から『週刊ヤングジャンプ』の不定期連載枠に移籍して連載が再開され、2009年6月より隔週連載に、さらに2012年7月より不定期集中連載へと移行しました。またこちらの作品、2019年に実写ドラマ化されたことでも話題になりました。
森田先生はこの作品をきれいな形で大団円を迎えたいと話されています。
○実在する芸人が登場?!べしゃり暮らしの登場人物たち
この作中の登場人物名は『ROOKIES』同様、プロ野球の選手名と実在の芸人の名前から取られており、また作中に登場する人気芸人は設定等は全て作者の創作です。
ただ中には外見は実在する芸人がモデルとされており、連載を始めるにあたり松竹芸能のとある芸人の経歴、活動を取材して登場人物の下敷きにしています。
この人たちなんて、まんまそのままサンドイッチマンですからねw
こんな風に実在する芸人たちを作中に登場させているのも、この作品の魅力の一つではないでしょうか?
○笑いが起こす人間ドラマ、心に刺さる言葉の数々
この作品は、『笑い』をテーマにしながらも、『コンビ同士の絆』『笑うことの大切さ』なども描かれています。笑いという題材を通じて、人生を説いている。
お笑い芸人という面白くなければ生き残れない過酷な世界で、苦悩し、悩み、ながらも前に進んでいく主人公を含めた漫才コンビを見ているだけで、自分が心がくじけそうになった時の励みになり、そっと支えてくれる、そんな作品になっています。
○終わりに
いかがでしたか?
今まで、お笑い芸人を題材にした作品ってあまりなかったかなと思うので、そういう意味でもすごく新しい作品だと感じました。
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それでは今日はこの辺で。