最強格闘漫画の原作者が放つ異色の『土下座漫画』”謝男(シャーマン)” 感想
皆さま、おはこんです。
いよいよ年の瀬、世間はクリスムードなのかお正月ムードなのかよく分からない中、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回皆さんにご紹介しますのは、以前の記事にも書いた最強格闘漫画のグラップラー刃牙の板垣先生による異色の『土下座漫画』、謝る男と書いて
謝男(シャーマン)のご紹介とその感想を述べたいと思います。
○目次
・土下座漫画?!謝男とは?
・どんな問題も土下座で解決?!?
・総評
○土下座漫画?!謝男とは?
『謝男』(シャーマン)は、板垣恵介による日本の漫画作品。『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にて2011年12月30日号(2011年12月16日発売)より不定期連載中の作品です。
この作品が誕生する経緯としては、本作に先行し、板垣先生、RINがストーリー作成、作画を行った土下座をテーマとした漫画『どげせん』が『週刊漫画ゴラク』に連載されていました。
しかし、板垣の要求とRINの作業内容との乖離が大きくなり、『週刊漫画ゴラク』2011年10月21日号誌上にて、「土下座漫画」というジャンルに対する板垣・RIN双方の「土下座性の違い」を理由に、両名による共同制作体制が解消されました。
それまでの共作クレジットによる『どげせん』の連載は同号掲載の第25話をもって終了、それ以降、『ヤングキング』誌上でRINの名義による『どげせんR』が、『週刊漫画ゴラク』では板垣の名義による『謝男』が連載されることになったのです。
それにしても、見てください。謝男のキャッチコピー。
『比類なき土下座漫画!』
『圧倒的、下から目線。』
これだけでも、
「どんな漫画なんだ??」
「土下座漫画ってなんや??wすごい気になるw」
「下から目線w上からとちゃうんかw」
と、そそられませんか??w
それは、この漫画が今までの漫画にはない
『土下座漫画』という新しい漫画のジャンルを確立されたからではないでしょうか??
○どんな問題も土下座で解決?!?
この作品は、主人公の新任高校教師の拝一穴(おがみいっけつ)が、独自の『土下座論』を唱え、クラスの生徒やその親、不登校の生徒、いつも遅刻してしまう生徒、少し過激なお悩みを持つ方々へ、この
『土下座メソッド』=『拝メソッド』とでもいいましょうかw
多くの問題を土下座一つで解決してしまうという、『圧倒的下から目線の土下座漫画』(キャッチコピーのまんまですねw)となっています。
作中のこの主人公の土下座が、その所作がまぁ本当にきれいというか美しく、そして、とんでもない魔力を秘めているんですw
第一話で、新任として赴任してきた高校での初めのあいさつに、全校生徒の前で土下座をかましたら、その会場である体育館の真上に大量のカラスが
集まってくるぐらいですからねw
土下座というものを通して、独自の教育論を展開していく本作。
これはもしかしたら、新しい「教育論」として認知される日も近いかもしれませんw
○総評
結論として、これは非常に新しい教育マンガだと感じました。
どの世代にも、きっと彼の土下座姿、そしてこの拝一穴の独自の『拝教育メソッド』に、衝撃を受けること間違いなしです!
その土下座に、あなたも新しい土下座マンガという新ジャンルを体感してみませんか??