サブカル魂☆

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おススメ スピンオフ作品② これぞ社会人必読漫画?!『中間管理職トネガワ』

皆さん、おはこんです。

 

サブカル人のコウです。いよいよ冬も終わり、春になりましたね。

新型コロナウイルスの影響で各地で様々なイベントや、学校も一斉休校とのことですが、もし現在、その関係でじかんをもてあましているかたがいらっしゃれば、このブログが少しでもその時間つぶしになれれば幸いです。

 

さて、本日皆様にご紹介するのは前回ご紹介したおススメスピンオフ作品の第2弾です。前回の記事はこちらになります。併せてご覧ください。

 

ko-819.hatenablog.com本日皆様にご紹介するのは、ギャンブル漫画でおなじみ『カイジ』福本先生のスピンオフ作品『中間管理職トネガワ』です。

 [:この記事の内容]

  • これぞ社会人必読漫画?!『中間管理職トネガワ』とは
  • 主人公・利根川幸雄という男の魅力
  • ブラック企業で生き、奮闘する1人の管理職のから学ぶ『社会に生きる男の美学と苦悩』をキャッチ―かつコミカルに描く!
  • 本編の『カイジ』につながる伏線や設定
  • 終わりに

 ○これぞ社会人必読漫画?!『中間管理職トネガワ』とは

「中間管理録トネガワ」の画像検索結果 

・概要

福本伸行先生の作品『賭博黙示録カイジ』の登場人物の1人・利根川幸雄を主人公としたスピンオフ作品。大勢の黒服と呼ばれるブラック金融機関帝愛グループの社員たちを束ねる幹部でありながら、暴君であり、帝愛のトップである兵藤会長のご機嫌を最も身近で気にしなくてはならない、中間管理職である利根川の苦悩と葛藤がコミカルに描かれていることが特徴です。

 

同じ『カイジ』シリーズのスピンオフ作品として前回投稿した『1日外出録ハンチョウ』もあり、単行本2巻に特別読み切りが掲載され、こちらも萩原天晴先生が原作を務めています。

単行本第6巻発売時点で累計発行部数は電子書籍を含み200万部に達していて、宝島社の「このマンガが凄い!2017年」・オトコ編1位を受賞しています。

また、作画を担当している橋本先生と三好先生は本編の『カイジ』シリーズで共にアシスタント経験があり、本作は本編に似せた作風で描いていることも特徴です。

 

ヤングマガジン』にて、2015年から連載開始。同誌の2018年において連載誌を移籍することが発表され、この発表は「主人公の利根川パルテノン神殿を訪れる」という内容であり、移籍を遺跡とかけた1P漫画の体でした。

「中間管理録トネガワ」の画像検索結果


移籍先はコミックDAYSと発表され、3月5日から毎月第一月曜日更新で連載開始されて、また、2018年2月にテレビアニメ化が発表され、同年7月から12月まで放送されました。

あらすじ

消費者金融を主体とする日本最大級のコンツェルン、帝愛グループの兵藤会長の退屈を紛らわす余興を企画するため、最高幹部の利根川は部下の11人の黒服を集め「チーム利根川」を結成。

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会長の横やり、部下からの信用失墜の危機、病気、部下の失態、計算外のアクシデントに悩みながらも、プロジェクト遂行へ向け奮闘してゆく...

 主人公・利根川幸雄という男の魅力

この作品の魅力は、何といっても主人公・利根川です。

 

本編の『賭博黙示録カイジ』において、この利根川は、カイジの宿敵として描かれ、また作中の中でも、帝愛グループの幹部として、非常にドスの効いたキレる悪役キャラでいくつもの名言を残すほど、作中屈指の名悪役として描かれて、人気の高いキャラクターとして、ファンからも愛されています。

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前回の記事同様、どうやらカイジファンは、主人公よりも、悪役キャラの方が人気が高いみたいですねw

 

前回の記事でも書いたハンチョウといい、この利根川といい、悪役キャラなんだけど、読者をハッとさせられるような名言を残すファンからも愛される悪役って中々いないと思うんですよね。

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そういう意味では、この福本先生が描くこの悪役像の描き方は、本当に感銘を受けますね。

 

ブラック企業で生き、奮闘する1人の管理職のから学ぶ『社会に生きる男の美学と苦悩』をキャッチ―かつコミカルに描く!

そして、そんなキレる悪役キャラ・利根川の帝愛グループの中間管理職としての苦労や苦悩、そして葛藤の日々を描いているのが本作『中間管理職トネガワ』ですが、まぁ、何といってもこの利根川というキャラクターを『賭博黙示録カイジ』を見て、理解した後に見ると、本当に面白い‼️

 

勿論、カイジを知らない人でも楽しめるように、福本先生は本作を描いておりますが、本作をカイジでの利根川を知って読むのと、知らないで読むのとでは、楽しみ方が段違いで変わっていきます❗️

 

カイジ本編では、キレキレの毒の効いた、社会に対してあんなにもドスの効いた切れ者の悪役キャラとして、カイジの前に立ちはだかる宿敵として、カッコよく描かれていた男が、本作では、その利根川の裏側を見事に描いています。

 

切れ者の悪役キャラの裏側にある様々な苦悩や葛藤、そして、1人の1サラリーマンが魅せる社会に生きる美学の数々、、それらをまたコミカルかつキャッチーに描いてるのが本当に面白いんですよねw

 

それらの苦悩を深刻に描くのではなく、『福本先生ワールド』に描かれているので、見ていてとても清々しいというか、読者もいつの間にか『利根川、頑張れ!!負けるな!』と、何故か悪役キャラなのに、応援したくなってしまうんですよねw

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そんな数々の困難や壁を乗り越えてきたからこそ、本編の『賭博黙示録カイジ』の利根川幸雄というキャラクターが出来上がったんだと思うと、、カイジを見た人から知ると面白さと共に何故か感慨深くなるものがあるんですよねw

 

なので、こちらの作品、出来ればで構いませんが『賭博黙示録カイジ』を見た上で読むと、更に楽しさや見方が変わってきてくるかと思うので、是非オススメします❗️(^^)

 

 

○本編の『カイジ』につながる伏線や設定

本作では、カイジに登場するオリジナルギャンブルの数々が誕生する秘話も描いています。

 

基本的にこの作品も、1日外出録ハンチョウと同じく1話完結で進行していきます。その話の中で、『賭博黙示録カイジ』で登場するオリジナルゲームが出てくるのですが、そのオリジナルゲームがどのようにして誕生したのかを描くことで、カイジという作品の裏設定を見ることができるのも、この作品の特徴でもあります。

 

カイジという作品の根幹を担うオリジナルゲームができるまでの秘話を知ることで、ますますこのカイジ、ひいてはこの『福本ワールド』にさらに引き込まれることになること間違いなしです。

 〇終わりに

いかがでしたか?

 

本日は、僕の福本愛、しいてはカイジ愛が全面的に出まくってしまった投稿になったかと思いますw

 

でもこの作品は、本当に面白くておすすめしたい作品ですので、ぜひ手に取って読んでいただきたいです!

社会に生きるサラリーマンが勇気づけられる言葉やエピソードも豊富なので、きっとあなたも明日から「よし、がんばってみるか!」と背中を押してもらえるような作品です。

 

あなたも、ぜひ!このあらゆる困難や苦難を戦う一人の中間管理職の男を応援してみませんか??!(^^)!

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