サブカル魂☆

アニメ・漫画・ゲーム・特撮・お笑い・音楽などのサブカルチャーの魅力/素晴らしさ/おススメを綴ります。

『特撮は子供の見る番組』そう思っている全ての人へ贈る日本の誇る特撮HERO~ウルトラセブン~

皆様、おはこんです。

 

最近、コタツが心地よすぎて、コタツでいつのまにか寝落ちしていつのまにか朝、、そんなゆる~いひとときを過ごしながら書くブログは格別ですね。

 

 

さて、本日は前回ご紹介した仮面ライダークウガに続く僕の真骨頂の『特撮』のコーナーです。

 

突然ですが、皆様。『特撮』という言葉を聞いて、どのようなイメージがありますか?

すいません、多分これ前回も聞いた気がしてなりませんがw

 

やはり皆様の抱くイメージは、、

 

○いや、特撮とかまず見ないし、、だってあれってすごい小さい子供が見るやつでしょ?

○大人が見るジャンルのドラマじゃない

 

そのようなイメージを抱いた方、きっと何人かはいらっしゃるかと思います。

 

しかし!!

前回の仮面ライダークウガでもお話ししましたが、昔の、特に『昭和』~『平成初期頃(2005年)』の特撮作品は、全体のストーリーを通してみても、当時子供だった世代が見ても「ぽカーン」となって、理解できない内容がほとんどでした。ただ単純に、

ウルトラマンかっこいい!」

仮面ライダー強くてかっこいい!・・・話はよくわからんけどw」

 

そのような声が多かったのです。

 

それはなぜか、、、なんでだと思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その答えはただ一つ、、

内容が大人向けすぎて当時の子供たちに非常に伝わりづらい内容だったからですw

 

ではなぜこのようなことが起こったのか、、

 

 

それは、当時の作品を制作したスタッフたちが、子供向けにと伝えようとしたメッセージ性が、独特のストーリーや演出、脚本家、監督、役者たちの演技によって、どう考えても子供には理解するのは難しい内容になっていたということですw

 

 

ただ、こうも考えることができます。

「昭和」~平成初期(2005年)という特撮の時代を作り上げた当時の特撮作品は、、

大人になってから見方が変わる、大人向けの特撮作品という見方ができるのではないでしょうか?

 

 

今回ご紹介するウルトラセブンもその作品の一つです。

 

「ウルトラセブン」の画像検索結果

 

○概要/ストーリー

宇宙の侵略者から地球を守るウルトラ警備隊と、ウルトラ警備隊をはじめとした地球人に協力するヒーロー・ウルトラセブンの活躍を描いたストーリー。

自然現象の一部としての怪獣出現が主なテーマだった『ウルトラマン』に対し、本作では明確な侵略の意図を持った知的生命体=宇宙人との対立が物語の中心となった。

 

ある日、クール星人による人間蒸発事件とそれに続く工業地帯爆撃事件に際し、モロボシ・ダンと名乗る風来坊の青年がウルトラ警備隊に協力してきた。事件解決の功績を認められ、ダンはウルトラ警備隊に入隊。

ダンこそ、ウルトラマンの故郷であり母星『M78星雲』から地球観測に来た恒点観測員340号の仮の姿。侵略の危機にさらされた地球を守るため、彼は地球に留まったのだ。

ダンはウルトラ警備隊でも対処できない危機には、ウルトラアイを装着して本来の宇宙人の姿に変身する。ダンの正体を知らないウルトラ警備隊は、自分達に協力する真紅の宇宙人をウルトラ警備隊7人目の隊員という意味を込め、「ウルトラセブン」と名乗り、数々の侵略者たちの戦いに身を投じていく。

 

 

www.youtube.com

 

○大人になって見るからこそわかる、濃厚な人間ドラマと現代社会へ警鐘を鳴らす強いメッセージ性

 

この作品の最大の魅了、そして特徴は、

 

 

大人になって見たときに、その人へ与える強いメッセージ性と、現代社会を危惧した強く、そして深いメッセージ性にあります。

 

 

それを象徴するともいうべきエピソードはいくつかあるのですが、

その中でも特に皆様にお伝えしたいのは、初期のウルトラマンを生みだした円谷プロダクションを支えた脚本家・金城哲夫による特撮ファン、そしてウルトラセブンファンが語る伝説の回『狙われた街』です。

 

第8話「狙われた街」のストーリーと解説

子の回で登場するメトロン星人は、煙草の中に、人を発狂させる効果を持つ赤い結晶体(ワイ星で採取できる宇宙ケシで作られたもの)を仕込み、これを吸引した人間同士が殺し合い、最終的には人類が死に絶えるのを待って地球を乗っ取ろうとするが、ウルトラセブンによって阻止されてしまいます。つまりこのメトロン星人地球人の信頼関係を破壊させて自滅を企てようとしたのです。

 

「メトロン星人」の画像検索結果

こんな陰湿で、人間の信頼関係に付け込もうとする、とんでもなく悪質な侵略者なのですが、この回のラストのナレーションがとんでもなく皮肉めいた衝撃の言葉を残します。

 

 

"「メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。でもご安心下さい、このお話は遠い遠い未来の物語なのです…。え、何故ですって?…我々人類は今、宇宙人に狙われるほど、お互いを信頼してはいませんから…」"

 

 

 

この言葉、、衝撃じゃないですか??w

当時の子供向け番組で、このような現代社会に警鐘をならすような強いメッセージ性を放っていたというこの事実、、このようなメッセージ性のこめられた回はいくつも存在します。

人間VS侵略者という構図に収まらない、深いメッセージ性と人間ドラマがこの作品の素晴らしさです。

www.youtube.com

これがウルトラセブンをただの特撮作品ではない名作にしたと僕は思います。ちなみに

ダウンタウンのまっちゃんもこの作品とこの回の素晴らしさについて語っていますので、よければこちらもチェックしてみてください!w

www.youtube.com

ここまで見て、

『ちょっとレンタルでとりあえず見てみようかな、、』

 

そう思ったそこのあなた!

お出かけせずとも家にレンタルしたCD・DVDが届くゲオのレンタルサービス、こちらで是非チェックしてみてはいかがでしょうか?

 

 以上、本日はこの辺で!

それでは。