サブカル魂☆

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知られざるスタントマン/スーツアクターの世界

皆さん、おはこんです。

 

気が付いたら2月に入っていて、本当に時がたつのが早く感じる今日この頃です。

 

さて、本日皆様にご紹介したいのは、特撮などで着ぐるみを着用して【アクションを演じる人たち】である【スーツアクター】についてご紹介したいと思います。

「スーツアクター」の画像検索結果

私のプロフィールやブログを見ていただいてる方には、私が無類の【特撮好き】ということがご理解いただけたと思いますw

しかし!この特撮を語る上で欠かすことのできないスーツアクターの魅力やその凄さについて本日はご紹介したいと思います。

[:この記事の目次]

 ○スタントマン/スーツアクターとは?

スーツアクター は、着ぐるみを着用して殺陣やスタントなどの演技をする俳優にしてスタントマン。言葉は日本の特撮/映画・ドラマで使われてきた和製英語で、ハリウッド映画など海外では用いられていません。

 

ゴジラ】【仮面ライダー】【スーパー戦隊】【ウルトラマンなどの撮影のため、着ぐるみ・ぬいぐるみを着用して、変身(ライダー・スーパー戦隊)・怪獣・ロボットなど人間と外見の異なるものを演じます。

古くは映画『ゴジラ』でゴジラの初代スーツアクターを務めた中島春雄さんが知られています。

昔の変身ヒーローものの作品では、現在は、主人公の変身後の姿はスーツアクターが演じますが、昔は変身前の主人公を演ずる俳優自身が全てのスーツアクションを行っていた時代もあったんです。

テレビドラマ『新 七色仮面』では千葉真一さんがスーツアクションを自ら行い、そのアクロバティックな殺陣・スタントは、後に製作されていく変身ヒーローを題材とした作品にも大きな影響を与えていきます。

 

1971年のテレビドラマ『仮面ライダー』では藤岡弘さんが初期の回で自らライダーの衣装を着て演じていたことがありました。

東映スーパー戦隊シリーズでは、『科学戦隊ダイナマン』以降、最終回やその付近では変身前の俳優自らがスーツアクターとしてアクションを行い、その他の回では普段のスーツアクターが素顔でゲスト出演するのが恒例になりました。

 

当初は売り出し中の俳優が請け負うことが多かったそうです。ただ、俳優の命とされる顔が露出しない事が殆どで、露出しても一部だけになってしまうから、敬遠されていくことになっていったんだそうです。

しかし、一方でゴジラウルトラマンといった製作会社の看板にまで成長した作品もあれば、仮面ライダーシリーズ』では主役の仮面ライダーを演じたミスター仮面ライダーと呼ばれる高岩成二さんなど、他者には真似のできない演技を作り上げて、独自のスーツアクター像を確立した方々も誕生しました。また、俳優の唐沢寿明さんも、無名時代は仮面ライダー作品の『ライダーマン』のスーツアクターとして活躍していました。


金の卵(スタントマン)

近年では、特撮愛好者の幅が広がった事により、着ぐるみ演者そのもののファンも多く現れ、メディアで取り上げられる事も増えました。私のようにスーツアクターのファンである事を公言する人もいるんですw

 

ちなみに私は、高岩成二さんの大ファンですw個人的には、現在放送中の『令和仮面ライダー』の第1号ライダー『仮面ライダーゼロワン』で、20年にわたりミスター仮面ライダーの座を、高岩成二さんから受け継ぎ、主演ライダーのスーツアクターとして活躍している縄田雄哉さんの今後の活躍に目が離せません!

「高岩成二」の画像検索結果

写真左:高岩成二さん 写真右:縄田雄哉さん

 ○演出とその技術

スーツアクターは通気性の良くない、作品によっては重い着ぐるみで全身を覆われるため、内部に熱がこもりやすく体力的にタフであることは必須条件です。

さらに作品や着ぐるみによって、視界や関節に大きな制限がかかった状況で殺陣やアクション、さらにはスタントを行わなければならない場合があることから、生身のスタントよりも高度な技術が必要とされる場合もあるそうです。

 

その一方で、素顔を見せることが殆どないため、その演技が自身の年齢や外見に左右されないメリットもあり、一つの作品で複数の人物を演じることが可能です。またスーツアクターの体力と技量次第では、高岩成二さんなどのように20年近くわたってヒーローの中身を演じ続けられるだけでなく、小柄な男性スーツアクターが女性キャラクターの中身を演じたりすることも可能であり、作品の演技や演出に幅を持たせることができます。

 未来のスタントマン/スーツアクターを生み出す養成所について

アクション俳優専門の芸能事務所では、アクション俳優の養成のための部門を設けているところがあります。例えばジャパンアクションエンタープライズ(JAE)では「養成部」として、1年間にわたって各種の殺陣や武術、スタントの基礎などをトレーニングします。他にアクション俳優を養成する専門学校もあります。

 

養成部を終えた2年目からは先輩俳優の着替えの補助業務などを手伝いながら撮影現場の雰囲気に慣れていき、まずは戦闘員や、怪人の役とステップアップ。さらに年齢を重ねると一般の俳優としての活動を主にしたり、殺陣師・アクション監督などといったスタッフに、あるいは養成部での講師など指導する立場に廻ることで、経験やスキルを積んでいき、スタントマン/スーツアクターのプロになっていくそうです。

 

このスタントマン/スーツアクターに興味がある方は、【スタントマン/スーツアクター 養成所】と検索すれば、出てきます。

このブログで、もし未来のスーツアクターが誕生したら、これほど嬉しいことはありませんね!

 ○終わりに

いかがでしたか?

特撮作品において、絶対に欠かせないスーツアクターの素晴らしさ、凄さは伝わりましたか??

彼らがいるから、世に素晴らしい特撮作品を届けることが出来るかと思うと、本当に心から尊敬せずにはいられません。

このスーツアクターを知ることで、特撮作品がもっと違う視点から楽しむことが出来ると思います。

というわけで、本日はこの辺で!

 

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