漫画を愛し、志す全ての人へ おすすめ ジャンプ漫画『BAKUMAN』(バクマン)
皆様、おはこんです。
サブカル人のコウです。
本日皆様にご紹介するのは、その内容から様々な世代に支持された『週刊少年ジャンプ』の漫画【バクマン。】です。
漫画という日本が世界に誇る文化をこよなく愛するすべての世代に送りたい名作です。
[:この記事の目次]
- 漫画を愛し、志す全ての人へ おすすめ ジャンプ漫画『BAKUMAN』(バクマン)とは
- ストーリーについて
- 徹底されたリアル志向/【週刊少年ジャンプ】のリアルが描かれる!
- 漫画家を志す者たちの苦悩、そして栄光と歓喜
- 終わりに
○漫画を愛し、志す全ての人へ おすすめ ジャンプ漫画『BAKUMAN』(バクマン)とは
『バクマン。』は、原作・大場つぐみ、作画・小畑健の社会的ブームとなった作品『デスノート』コンビが描く作品。
『週安少年ジャンプ』2008年37・38合併号から2012年21・22合併号まで連載。単行本は全20巻。
高い画力を持った真城最高と文才と発想に長けた秀才である高木秋人を主人公とし、二人の少年がコンビを組んで漫画家を目指していく道のり・その活動を描いています。
『ジャンプ』2008年37・38合併号より連載を開始。
大場・小畑タッグでの作品は前作デスノートから2年ぶりとなります。連載開始号の巻末コメントで大場は「比較的地味な内容になると思う」と記していました。前作のデスノートが壮大な頭脳戦サスペンスでしたので、次回作でまさか漫画家を目指す話を持ってくるのはいい意味で非常にギャップがあり、衝撃的でした。
タイトルは小畑先生の発案で、「漫画の『マン』を入れたかった」とのこと。単行本第1巻は15万部以上を売上げ、オリコンで初登場4位を記録しました。
そして2012年4月の時点で単行本の累計発行部数は1300万部を突破することになりました。そして2015年に、大根仁監督により、佐藤健主演で実写映画化もされました。
『バクマン。』の連載が始まって以降、この作品の影響で、低年齢層の『ジャンプ』編集部への漫画の持ち込みが急増したそうです。漫画の影響力は凄いですよね。
○ストーリーについて
2008年、舞台は埼玉県。中学3年生の真城最高(サイコー)は高い画力がありながらも将来に夢を持たず、ただ流されて普通に生きていくだけの退屈な日々を送っていました。
サイコーの叔父はかつて週刊少年ジャンプに連載し、その作品がアニメ化もされた漫画家・川口たろうで、連載打ち切り後の過労によって亡くなった過去がありました。
ある日サイコーは些細な出来事を切っ掛けに、秀才のクラスメイトで作家志望の高木秋人(シュージン)に「俺と組んで漫画家にならないか」と誘われます。
初めはその誘いを断っていましたが、声優を目指している片思いのクラスメイト・亜豆美保と「アニメ化したら結婚する、それまで互いに直接会わない」と約束した事から漫画家への道を志す事になっていきます。
サイコーは祖父から叔父が使用していた仕事場を譲り受け、シュージンと共にそこに籠って処女作の執筆に専念していた中で、手塚賞に準入選した新妻エイジが同年代である事を知りライバル視するようになっていきます。
やがて二人三脚で苦労しながらも完成した初作品をジャンプ編集部に持ち込んだ二人は敏腕編集者・服部哲と出会い、漫画家としての資質を認められることに。
そしてジャンプの主流ではない“邪道”の作風という方向性を見出し、「亜城木夢叶」(あしろぎむと)のペンネームで活動する事になった二人の漫画が『赤マルジャンプ』へ掲載。
自分達の方向性に迷いながらも、エイジとの邂逅・コンビ解散の危機を経て、ジャンプでの連載を勝ち取った二人は、様々な苦境に見舞われながらもジャンプ連載作家としての道のりを歩んでいくというサクセスストーリーになっています。
○徹底されたリアル志向/【週刊少年ジャンプ】のリアルが描かれる!
本作は、多くの漫画関係の固有名詞が実名で使用されていることは大きな特徴です。
作中で主人公達が漫画を持ち込む雑誌は連載誌である実在の集英社の『週刊少年ジャンプ』であり、『ONE PIECE』『ドラゴンボール』等と多くの作品が登場しています。
こうした実名は集英社関係に留まらず、『あしたのジョー』(『週刊少年マガジン』講談社)といった他社の作品も登場しています。
こういった、リアルに実在する漫画作品が数々登場することで、実際のサイコーたちが歩む漫画家への道のりにリアリティを持たせています。
また『少年ジャンプ』特有のシステムであるアンケート至上主義・それによる打ち切り・専属契約制度についても詳しく説明されており、現実の『週刊少年ジャンプ』が忠実に描かれています。
漫画家だけでなく、そこに携わる人たちの背景も本当に細かく描かれているため、その要素も、この作品のリアリティを持たせています。
それだけでなく、作中で登場する編集者も『ジャンプ』編集者をモデルにしています。
実在の編集者・服部雄二郎も作中の雄二郎と同じアフロヘアーです。
編集者も実在している人をモデルにしているので、本当にこの作品は、集英社とジャンプの全面協力のもとに作られた作品であることが伺えます。
○漫画家を志す者たちの苦悩、そして栄光と歓喜
この作品は、本当に漫画家の厳しさや、その苦悩、可能性、そして栄光や漫画を描くことの喜び、そして、漫画家になるまでの道のりなど、「漫画」というコンテンツを最大限に活かした作品になっています。
この作品を見るだけで、日本が世界に誇る「漫画」という存在の偉大さ、感謝、そして漫画の奥深さを感じることができます。
そして、漫画家という道を志そうという人たちのバイブルになるであろう作品だと読みながら深く感じました。
いつも身近にある漫画、そしてそれを書く漫画家の素晴らしさを改めて実感できる、そんな作品です。
◯終わりに
いかがでしたか?
この作品、本当に全ての漫画を愛する様々な世代に突き刺さる作品であると強く思います。
漫画の中で、漫画家を目指すというストーリー。漫画家になりたいという志を持っている人たちがいる限り、この【漫画】という日本が世界に誇る文化に終わりはないと、改めて実感することができました。
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それでは本日はこの辺で。ありがとうございました!